結婚費用を銀行で借りるには?
結婚は人生における一大事です。 親族も大喜びですし、彼女にもいいウェディングドレスを着させて華々しく結婚式を挙げ、人生最高の思い出をつくってあげたいと思う人も少なくなりでしょう。
しかし、結婚式を盛大に上げるためには結構なお金が掛かるものです。 それに結婚費用とは結婚式だけではなく、披露宴、新婚旅行などがあり、細々とした費用も含めてすべてを合計すると、平均的な結婚費用は約400万円になるとされています。
このお金をポンと払える人はそう多くはないでしょう。 ということは、どこからかお金を借りる事になるわけですが、この時に最もよいのが銀行の目的別ローンです。 目的別ローンとは目的がきちんと決まった上でのローンのことであり、住宅ローンやマイカーローンがこれに含まれます。
このうちのひとつにブライダルローンがあり、これが結婚費用のためのローンとなります。 もしブライダルローンという金融商品を準備していない銀行でも、フリーローンであれば大体のことには用途を問われないため、フリーローンで結婚費用を準備することができます。
申込む際には、結婚式場からの費用の見積書を銀行に提示して相談しましょう。 見積もり金額の範囲内でブライダルローンを申し込むことができます。
ちなみに、これらのローンは無担保で借入を行うことができます。 借り入れ可能額は特に法律などで上限が決まっているわけではありませんが、概ね年収の30%程度となることが多いようです。
したがって、ブライダルローンでまかないきれない部分に関しては、自分で貯める、親から支援してもらうなどの方法を取ることになるでしょう。
ちなみに消費者金融でも結婚資金を用途として借り入れを行うことができますが、銀行に比べると金利が高くなってしまい、借入額も何百万円になることですから、この金利差は完済した時の返済総額に大きく響くことになります。
急な入用ならブライダルローンよりもカードローン
銀行の目的別ローンと消費者金融の中間が銀行カードローンですね。 たしかに、ブライダルローンは金利は安いですが、審査に時間がかかるというデメリットもあります。
結婚式の演出を追加したい。 もう少し料理をグレードアップしたいと思って、費用がさらにかかっても、追加融資を組んでもらうのには時間がかかります。
それに引き換え、銀行カードローンは審査は即日、口座を銀行に持っていなくても借りれるところもあります。 金利は10%以上するので、絶対オススメというわけではありませんが、ブライダルローンで対応しきれない費用の穴埋めには、とても便利です。